出版社別 文庫本の栞について
あらゆることが熱しやすく冷めやすい私ですが、唯一10年以上続いている趣味がドルヲタと読書です。
その内、今回は読書分野のお話を。
私は幼い頃から基本的に本は買って読む派でした。(親が潔癖+子供に関することに関して財布の紐がキツくなかったのが大きな要因でしょうか。また、私は本を読み返すことも昔から多かったので、それも大きな要因ではありますね。)故に自室には80冊を超える文庫・単行本(+漫画100冊以上)が蔵書されています。(その内、親戚からの貰い物が7,8冊、親が挫折して読まなくなり自室蔵書に紛れ込んだものも3冊程あります。)それだけ蔵書が多いので、省スペースの為と、購入における経費削減の為、私は文庫本を買うことが殆どです。発売の時に大変話題になった作品*1でもわざわざ文庫化されるのを待って買うほどです。
文庫本を読んでいていつも思うのですが、出版社によって栞が付いていたり付いていなかったり…とバラバラなこと。毎回同じ出版社の本を買うわけではないので、一々把握なんかできず、本を買って読み始めて栞が必要になった時になって初めて、“あ、ここのは栞付いてないんだった!”と気づくんですよ。
なので、覚書という意味もありつつですが、出版社別に文庫本の栞についてまとめてみようかなと思います。
但し、自室蔵書にある本の出版社のみになりますので、掲載できない出版社のものもありますこと、ご容赦ください。
読んでて分かりやすいように、装丁の特徴なんかも添えてまとめてみます。
○講談社文庫
背表紙の著者名・分類番号のところが白いのが特徴。
紙製栞付き。私が持っている本を一通り確認した限りではマザーグースの詩と可愛らしいイラストのものでした。
○文春文庫(文藝春秋)
背表紙一面カラーと人が植物に手をかざしている判のマークが特徴。
紙製栞付き。私が持っている本を一通り確認した限りではコマ割りイラストと「文春文庫」と文庫名が入ったものでした。
背表紙一面カラー。自室蔵書を見た限り、背表紙一面カラーのものの中で唯一、上から 著者名→分類番号→タイトルの順番で記載されている。
紙製栞付き。片面は社名と公式サイトのURL、もう片面は自社キャラのハチのイラストでした。
○角川文庫
薄いグレー〜クリーム色の背表紙。タイトルの上に青丸。帯に自社キャラのハッケンくんが描かれていたりする。
紙製栞付き。ハッケンくんのイラストでした。
分類番号・著者名のところが色つきで以下タイトルのところが白いのが特徴。
栞なし。
ブルーの背表紙が特徴。
栞なし。
○双葉文庫
白い背表紙、分類番号がオレンジ色の丸になっているのが特徴。
栞なし。
○新潮文庫
白い背表紙、1番上にタイトルが書いてあるのが特徴。(タイトルが1番上なのは自室蔵書の中では文春文庫と新潮文庫だけ)
紐製しおり(スピン)付き。
○小学館文庫
分類番号の部分がカラーの半円、著者名の部分が白、タイトルの部分が分類番号と同色のカラーという、ポップな背表紙が特徴。
紙製栞が入っていたり、入っていなかったり。栞には本の広告が掲載されているので、時期によるのだと思われる。
○太田出版
白い背表紙に分類番号の記載がないのが特徴。
栞なし。
白い背表紙、分類番号→タイトル→著者名の順だが、分類番号とタイトルの間にその作品が獲った賞の名前が記載されているのが特徴。
栞なし。
○竹書房文庫
白い背表紙が特徴…とは言い切れません。なぜなら私の持っている唯一の竹書房文庫の本*2の装丁が見るからにイレギュラーなやつだから。
栞なし
割と栞なしが多いんですね。
しかも時期によって入ってたり入ってなかったりといったものも。
ちなみに単行本ですが、持ってるもの*3をザッと確認すると、
幻冬舎さんと講談社さんは基本的にスピンが付いており、角川書房さんは栞なし、小学館さんは何故か、付いているもの*4と付いていないもの*5があります。
栞一つでも色々あって面白いですね。
ちなみに私は、栞が付いていない本を読む時用に折り紙で三角栞というものを作って使っています。一度、要らなくなった折り紙を全部使って大量にストックを作ったので40個近くストックがあります(笑)
興味のある方は、折り方は↓などを参考にしてみてください。