You better let somebody love you…《別館》

私の愛しているものを綴っているblogです。

現代文だけで何とか大学に進学した私が教える現代文勉強法

突然ですが私、受験の時ドエライ苦労しました。

 

というのも、英語が引くほど苦手だったから。

 

受験を経て思うのは、

“英語を制する者は受験を制する”

と言っても過言ではないくらい、英語は受験においてかなりのウェイトであるということ。

 

つまり、英語が苦手=受験では大いに不利。

 

そんな私は、受験方式の兼ね合いもあり、得意だった現代文を活かして、何とか合格を頂け、現在大学生をしております。

 

そこで、(先程も言った通り、英語は偉そうなこと言えないですが)私なりの現代文の勉強法をお教えできればと思います。

 

※勉強法の相性は人それぞれです。あくまでも私なりの一例なので。悪しからず。

 

 

〜私なりの現代文勉強法〜

○使っていた教材

大学入試 全レベル問題集 現代文 3私大標準レベル (大学入試全レベ)

大学入試 全レベル問題集 現代文 3私大標準レベル (大学入試全レベ)

 
大学入試 全レベル問題集 現代文 4私大上位レベル (大学入試全レベ)

大学入試 全レベル問題集 現代文 4私大上位レベル (大学入試全レベ)

 
大学入試 全レベル問題集 現代文 5私大最難関レベル (大学入試全レベ)

大学入試 全レベル問題集 現代文 5私大最難関レベル (大学入試全レベ)

 
出口の現代文レベル別問題集4 中級編 改訂2版 (東進ブックス レベル別問題集シリーズ)

出口の現代文レベル別問題集4 中級編 改訂2版 (東進ブックス レベル別問題集シリーズ)

 
入試現代文へのアクセス 発展編 (河合塾シリーズ)

入試現代文へのアクセス 発展編 (河合塾シリーズ)

 

 

○勉強法

1.問題文の本文をコピー(問題を解く度に毎回)

  問題を解く前に問題文の本文だけでいいので必ずコピーを取ります。理由は後で説明しますが、この工程、めちゃくちゃ大事です。

 

2.本文を読みながら、マーキング&メモ

  ここからは本当に人によるとは思いますが、私は1度ザッと読んでから解く派でした。なのでまずは、文章を読みながら、その文章が何を言っているのかが後で見返した時にパッと分かるようにマークをつけたり、メモを書きます。このマークの付け方、よく分からないという人がいると思います。でも、自分さえ分かればどう付けたっていいです。自分用のメモですから。

ちなみに私の場合、

二重線→超重要事項

波線→筆者の主張したいこと(文章の主題に近い記載)、重要事項

線囲み→文中に登場する語句の説明

イコール→文の直前直後で言い換え等の表現があって、結局言ってることが同じもの

この4種のマークをしていました。更に、論理構成が分かりづらい文章であれば、分かりやすいように論理構成を簡略図式化したものなどを隅っこにメモしてました。

 

現代文の問題って、

語句説明(ある語句に棒線が引っ張ってあり、その語句の説明を選択肢から選択したり、本文中から書き抜いたり、記述する)

言い換え(語句説明と同様に棒線が引っ張ってある語句の言い換えを本文中から探す)

文章主題(本文の内容、本文で論じられている内容を探す。記述問題が多いが選択パターンもあり)

本文内容に関する問題はこの3パターンが多いと思うのですが、上記4種のマークとメモでこの3パターンの解答に必要な箇所、全てマークできるんです。

 

何度も言うように、マークは自分の分かりやすいものを自分なりに編み出すのが一番だと思います。やればやるほど、効率良く分かりやすいマーク方法を編み出せるはずです。

 

3.問題を解く

  ようやく問題を解いていきます。

私の場合は現代文演習用のノートを作ってました。(B5の大学ノート*1 )

 

当たり前ですが、国語系科目は縦書きなので、ノートは横向きにして使います。

 

まず、タイトル等を書く1番上の欄に、

・問題集名

・本文のタイトル

・筆者

(・その問題を解いた回数(何回目か) )

を書きます。

 

そして、問題を解きます。

(字数制限のある記述問題のときは、10字ずつで改行すると、字数カウントが楽です。)

 

この際、漢字や慣用句などの知識問題は分からなかったら速やかに飛ばしてください。知識問題の分からないものはいくら考えても出てきませんから。

 

4.採点・解説確認

  解き終わったら採点します。解答集が丁寧なものであれば記述問題の採点基準も書いてあるのでそれを参考にして採点します。

※漢字問題の止め跳ね払いはかなり厳し目に採点することをオススメします。受験は1点未満の点差で運命が決まることも多々あるので漢字問題等の減点が悲劇を生むことも…。要らぬ減点にならぬよう、日頃から厳し目採点にした方がいいと思います。

 

解き終わったら解説を熟読します。そして、本文を参照しながら、本文のどこが解答に用いられているのかを確認します。その部分がマークできていれば、ちゃんと文章の重要な部分を読み取れているということです。

 

この作業をすることで、問題文の中でどこが問題に用いられるのかを段々と予測することもできるようになっていきます。

 

5.同じ問題でいいから繰り返す

  同じ問題でいいので何度も何度も何度も繰り返すことで、読解の勘が研ぎ澄まされていきます。上記5冊には各10問以上の問題が収録されているので、50問はある計算です。50問やって同じ問題に戻ってくる頃には忘れてますから、どんどん新しいものを買い足すことはせず、同じものを繰り返しやることをオススメします。

 

そして、もうお分かりだと思いますが1でコピーを取った理由。

 

それは、この(マーキング練習を兼ねた)繰り返し演習を何度も何度も繰り返せるようにするためです。

 

横着せず&紙代をケチらず、これを毎回やることで現代文読解で着目すべき点が分かるようになってきます。

 

問題集代を抑えたい…という方は、

東進の大学入試問題過去問データベース | 大学受験の予備校・塾 東進

こちらをオススメします。

 

会員登録無料で色んな大学の過去問を見れるので便利です。(センターの過去問も見れます。)

 

そして、読解が不安な方。

吉野のパワーアップ古文 読解入門編 (東進ブックス 大学受験 名人の授業)

吉野のパワーアップ古文 読解入門編 (東進ブックス 大学受験 名人の授業)

 

古文の参考書ですが、読解というものについてのヒントになることが沢山書いてあるのでオススメです。また、古文読解を解く上でのマーク方法なども書いてあるので、これを参考に現代文に応用するのもありだと思います。(現に私はこれを参考にしました。)

普通に古文読解の参考書としても、講義形式で話し言葉でラフな文体で書いてあるので、非常に読みやすく、オススメです。体調おかしくなるほど古文嫌いだという方である程オススメ。普通に本として面白いです。

 

 

 

ごくごく当たり前のことしか書いてない気がしますが…。とにかく、繰り返すことが覚えることへの最短の近道だと思います。急がば回れです!!

 

受験生の皆さんの御健闘をお祈りします。

 

*1:campusのドット付き罫線のものがオススメです。字数制限付きの記述の際に、ドットがそのままマス目として流用できるので。